大雪山系へ
7/4(土)に顧問の先生引率にて大雪山系黒岳及び、北鎮岳を登ることになった。
その前日、天気図にて天気の予測を行い、天気が危ういのではないかと部の中では言われていた。
この予測は天気予報と異なっており、どうなるのか不安な中、半ば晴れてくれという期待を胸に登山を行った。
朝5時に集合し、7時頃には黒岳ロープウェイの駅に到着した。
移動中、チラホラと小雨程度の雨が降っていたが、現地に着くと晴れていた。
駅の中にあったナキウサギの写真について語り合ったあと、ロープウェイに乗り込んだ。
計画段階ではメンバーの体力が心配という声があり、コースタイムより時間を持って計画を組もうと言っていたのだが、そんな心配は微塵もなく、コースタイムにより早い時間で黒岳に到着した。
快晴とまではいかないまでも、それなりに晴れていて、綺麗な景色を見れたことは嬉しかった。
しかし、山頂にいる間に雨が降り出すこととなる。
早く行けば北鎮岳で景色は見れるかと急いでそちらに向かい始めたが、自分たちの予報が的中し、黒岳石室の小屋より引き返すこととなった。
引き返し、黒岳東斜面に突入すると、再び晴れ始めた。
残念と思いながらも、山の特徴から見れば当然のことなのだ。
北海道は大雪山系にて雨が落ちるために、自分たちが住んでいる北見周辺の降水確率が低いのだ。
多分、続行していたら雨にやられていたのではないだろうか?
こう考えると、失敗した登山ではあったが、良い判断で下山できたと思う。
追記
黒岳下山時にエゾシマリスと出会った。
しかも、一匹だけでなく、多くのリスがウロチョロと来ては隠れを繰り返していた。
とても微笑ましい光景だった。
今回は山頂からの景色より、リスたちにこころを気がした